35PM042第35回 歯科衛生士国家試験 過去問

過去問題

55歳の女性。下顎右側臼歯部の咬合痛を主訴として来院した。慢性歯周炎と診断され、歯周基本治療が行われた。再評価の結果、下顎右側臼歯部に歯周外科治療を行うことになった。再評価時の歯周組織検査結果の一部とエックス線画像、および歯周外科手術中の口腔内写真を別に示す。下顎右側第一大臼歯の根分岐部病変に行う治療として、考えられるのはどれか。1つ選べ。

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正解: d

正答

d:ファーケーションプラスティ

この問題のポイント

下顎第一大臼歯の根分岐部病変について、病変の程度と術中所見から保存的な形態修正術を選ぶ問題です。

解説

ファーケーションプラスティは、根分岐部入口周囲の歯質や歯槽骨の形態を整え、清掃器具が届きやすい形態にする処置です。比較的軽度で貫通していない根分岐部病変や、歯根を分割・切除するほど進行していない症例で検討します。術後の成否にはプラークコントロールと根分岐部への適切な清掃用具選択が重要です。

選択肢の確認

  • a トンネリング:分岐部を貫通させ清掃可能なトンネル状にする方法で、進行した病変に用います。
  • b ヘミセクション:多根歯を歯冠とともに分割し、罹患根を歯冠部ごと除去する方法です。
  • c ルートセパレーション:歯冠を含めて根を分割し、それぞれを保存・補綴する方法です。
  • d ファーケーションプラスティ:分岐部入口の歯・骨形態を修正する保存的処置で、所見に適します。

覚えるポイント

根分岐部治療は病変の水平的広がり、根形態、歯髄状態、清掃可能性、補綴計画を合わせて選択します。

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