35AM069|第35回 歯科衛生士国家試験 過去問
下顎右側第一大臼歯の根分岐部病変をファーケーションプローブで検査したところ、根分岐部が口腔内に露出しており、プローブが貫通した。Glickmanの分類はどれか。1つ選べ。
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正解: d
正答
d:4級
この問題のポイント
Glickmanの根分岐部病変分類で、プローブが貫通することに加え、歯肉退縮で分岐部が口腔内に露出している状態を判定します。
解説
Glickman分類の1級は初期で軽度の水平的骨欠損、2級はプローブが分岐部へ入るが貫通しない盲嚢状、3級は支持骨が失われてプローブが頬舌的に貫通するものの歯肉で覆われる状態です。4級は3級と同じ貫通性病変に歯肉退縮が加わり、根分岐部が口腔内に露出しています。本問には「プローブが貫通」と「口腔内に露出」の両方があるため4級です。分岐部は解剖学的に清掃が難しく、専用プローブで複数方向から評価します。
選択肢の確認
- a 1級:わずかな水平的侵入にとどまり、貫通しません。
- b 2級:部分的な骨欠損で、プローブは袋状に入るものの反対側へ抜けません。
- c 3級:貫通しますが、分岐部は歯肉に覆われています。
- d 4級:貫通性病変が歯肉退縮によって露出した状態で、本症例に一致します。
覚えるポイント
Glickmanは1軽度、2非貫通、3貫通・被覆、4貫通・露出です。「貫通」と「露出」を別々に確認します。