34PM068|第34回 歯科衛生士国家試験 過去問
67歳の女性。下顎右側第一大臼歯のブラッシング時の出血を主訴として来院した。歯周組織検査の結果の一部を図に示す。歯と歯周組織の状態で正しいのはどれか。2つ選べ。

2つ選択
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正解: a・c
正答
a・c:歯槽骨吸収、頬側歯肉退縮
この問題のポイント
歯周組織検査図のプロービング値、歯肉辺縁位置、動揺度、根分岐部所見を読み取る問題です。
解説
臨床的アタッチメントレベルは歯肉退縮量とプロービングデプスから把握し、支持組織喪失を評価します。本例では頬側歯肉辺縁がCEJより根尖側にあり退縮を認め、深いポケット・付着喪失所見から歯槽骨吸収が示唆されます。垂直的動揺は高度の動揺度、根分岐部貫通はIII度相当の所見が必要ですが、図はそこまで示していません。
選択肢の確認
- a 歯槽骨吸収:支持喪失を示す検査値と一致します。
- b 垂直的動揺:圧下方向の動揺を示す高度所見は記録されていません。
- c 頬側歯肉退縮:歯肉辺縁がCEJより根尖側に位置し正しいです。
- d プローブが分岐部貫通:III度根分岐部病変を示す所見はありません。
覚えるポイント
PDは歯肉辺縁から底部、退縮はCEJから歯肉辺縁、CALはCEJから底部です。三者の位置関係を図で理解します。