35AM070|第35回 歯科衛生士国家試験 過去問
連問(70/71) 50歳の男性、歯周疾患検診で歯周病を指摘されて来院した。慢性歯周炎と診断され、歯周基本治療を行った。再評価検査の結果、歯科医師からの指示で歯周基本治療を継続することになった。歯周組織検査結果の一部を別に示す。なお、図中の着色部(灰色)はPPD 4mm以上である。 歯周基本治療の継続を判断する根拠となった歯の数はどれか。1つ選べ。

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正解: b
正答
b:3歯
この問題のポイント
再評価時の歯周組織検査図から、4mm以上の残存ポケットと炎症所見を歯単位で数え、基本治療継続部位を決めます。
解説
歯周基本治療後の再評価では、プラークコントロール、BOP、PPD、アタッチメント、動揺度などを確認し、治療への反応を判定します。図では灰色がPPD 4mm以上を示しており、そのうち歯周基本治療を継続してSRPなどの原因除去が必要な所見をもつ歯を、同じ歯の複数歯面を重複させずに数えると3歯です。深いポケットがあっても部位数と歯数は異なります。炎症が残る原因として、縁下歯石、複雑な根面形態、セルフケア不良などを再検討します。
選択肢の確認
- a 2歯:対象所見のある歯を一つ見落とした数です。
- b 3歯:図の条件を歯単位で整理した正しい数です。
- c 5歯:4mm以上の部位をそのまま歯数として数えるなどの過大計上です。
- d 6歯:同一歯の頬側・舌側所見を別歯として重複計上した可能性がある数です。
覚えるポイント
歯周検査表は歯面数・部位数・歯数のどれを問うかを最初に確認します。再評価は数値だけでなくBOPと原因の残存も見ます。