31PM085|第31回 歯科衛生士国家試験 過去問
地域のソーシャルキャピタルを評価するために有用なのはどれか。 1つ選べ。
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正解: b
正答
b:介護ボランティア団体の活動状況
この問題のポイント
ソーシャルキャピタルは、地域の信頼、互酬性、住民同士のつながり、社会参加といった関係性の資源を指します。
解説
介護ボランティア団体への参加者数、活動頻度、住民間の協力、他団体とのネットワークは、地域住民が互いに支え合う結びつきを直接反映します。こうした社会参加と相互扶助は、情報共有、見守り、受療行動、健康行動にも影響するソーシャルキャピタルの指標です。一方、診療所や専門職の数は地域のサービス供給資源、訪問歯科利用割合は医療サービスの利用結果であり、住民間の信頼・ネットワークを直接測るものではありません。
選択肢の確認
- a 在宅療養支援歯科診療所の数:専門的歯科サービスの供給体制を示す医療資源指標で、住民同士の結びつきではありません。
- b 介護ボランティア団体の活動状況:自発的参加、互助、地域ネットワークを具体的に捉えられるため有用です。
- c 人口10万人あたりの介護従事者の数:介護労働力の配置・供給量を示し、信頼や互酬性を直接評価しません。
- d 訪問歯科診療を受診している要介護者の割合:サービス到達度や需要を表す利用指標で、社会参加の程度とは別です。
覚えるポイント
施設・人員数=フォーマルな社会資源、受診率=サービス利用、ボランティア参加・相互扶助=ソーシャルキャピタルです。