32PM068|第32回 歯科衛生士国家試験 過去問
フッ化物ゲル歯面塗布法の手順の写真(別冊午後No.30)を別に示す。 正しい順序はどれか。1 つ選べ。

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正解: c
正答
c:④→②→①→③
この問題のポイント
図④は回転ブラシによる歯面清掃、②はエアーによる乾燥、①は綿球でのフッ化物ゲル塗布、③は余剰ゲルの拭き取りです。清掃して乾燥した歯面へ塗布し、最後に余剰を除きます。
解説
フッ化物ゲルの歯面塗布では、最初に歯面のプラークや付着物を清掃し、簡易防湿を行います。次に歯面を乾燥させ、唾液で希釈されない状態を作ります。ゲルを綿球などで歯面へ行き渡らせ、規定時間作用させた後、防湿材を外しながら余剰ゲルを十分に拭き取ります。写真の対応は④清掃→②乾燥→①塗布→③拭き取りです。処置後は一定時間の飲食・洗口を控えるよう製剤の指示に従って説明し、嘔吐反射や誤嚥を避けるため使用量を守ります。
選択肢の確認
- a ③→④→①→②:余剰ゲルの拭き取りを塗布前に置き、乾燥を最後にするため、各操作の目的と順序が逆転しています。
- b ③→ ②→④→①:拭き取りから開始することはなく、清掃より前に乾燥しても回転清掃時に再び歯面が湿潤します。
- c ④→②→①→③:清掃、防湿下の乾燥、ゲル塗布、作用後の余剰除去という合理的な操作順です。
- d ④→③→②→①:清掃後すぐの③は除去すべきゲルがまだなく、塗布後の余剰除去も欠けます。
覚えるポイント
局所フッ化物塗布は「清掃―防湿・乾燥―適量塗布―作用―余剰除去―術後指導」です。ゲルを嚥下させない量と患者姿勢にも注意します。