33AM054|第33回 歯科衛生士国家試験 過去問
側面頭部エックス線規格写真のトレース図と計測点を示す。蝶形骨に関係するのはどれか。1つ選べ。

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正解: d
正答
d:④
この問題のポイント
側面頭部エックス線規格写真の④はトルコ鞍の中心にあるSella〈S〉です。トルコ鞍は頭蓋底中央の蝶形骨にあるため、蝶形骨に関係する計測点は④です。
解説
Sellaは側面セファログラム上で、蝶形骨体部のトルコ鞍の骨性輪郭の中心として設定されます。トルコ鞍には下垂体が収まります。SellaとNasionを結ぶSN平面は頭蓋底の参照線として、上顎・下顎の前後的位置や下顎体の傾斜を評価する多くの分析に使われます。図では④が耳の上方・頭蓋底中央の鞍状陰影の中心に位置することを目印にします。
選択肢の確認
- a ①:前頭鼻骨縫合部のNasionに相当し、前頭骨と鼻骨の境界に置かれる前方頭蓋の計測点です。
- b ②:鼻中隔前下端の前鼻棘周辺にある計測点で、上顎骨の前方部に関係します。
- c ③:大孔前後縁の後方側にあるBasionに相当し、後頭骨に関係する計測点です。
- d ④:蝶形骨にあるトルコ鞍の中心Sellaを示し、蝶形骨との関係が明確なので正しいです。
覚えるポイント
Sella=蝶形骨のトルコ鞍中心、Nasion=前頭鼻骨縫合、Basion=後頭骨大孔前縁と、計測点と構成骨を対応させます。SN平面は頭蓋底を基準に顎骨位置を読むための基本線です。