33PM025|第33回 歯科衛生士国家試験 過去問
13歳の女子。学校における定期健康診断(歯・口腔)の結果の一部を図に示す。事後措置として適切なのはどれか。2つ選べ。

2つ選択
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正解: c・d
正答
c:フッ化物歯面塗布、d:ブラッシング指導
この問題のポイント
学校健診票には要観察歯COと、歯垢・歯肉状態の軽度所見が示されています。直ちに切削や歯石除去を行う所見ではなく、フッ化物応用とプラークコントロールで継続管理します。
解説
COは視診ではう蝕と確定できないものの、初期脱灰などが疑われる要観察歯です。歯科医療機関で精査し、活動性・リスクを評価したうえで、フッ化物歯面塗布やフッ化物配合歯磨剤、食生活改善により再石灰化と進行抑制を図ります。また歯垢・歯肉のコード1は清掃不良と軽度歯肉炎を示すため、染め出し等を用いたブラッシング指導が適します。健診はスクリーニングであり、学校で治療やスケーリングを行うという意味ではありません。
選択肢の確認
- a う蝕の治療:記載は確定う蝕Cではなく要観察歯COであり、診断せず直ちに切削・修復を行う事後措置ではありません。
- b スケーリング:歯石沈着を示す所見は提示されず、軽度の歯垢・歯肉所見にはまずセルフケア改善を行います。
- c フッ化物歯面塗布:初期脱灰が疑われるCOへ高濃度フッ化物を応用し、脱灰抑制と再石灰化を促す対応です。
- d ブラッシング指導:歯垢と軽度歯肉炎の所見に対し、歯肉縁や萌出歯へ毛先を届かせる清掃法を習得させます。
覚えるポイント
学校健診のCOは「要観察」であり、フッ化物・清掃・食習慣と定期観察が中心です。C、CO、GO、G、歯石のコードを区別します。