33PM026第33回 歯科衛生士国家試験 過去問

過去問題

南・中央アジアで口腔癌の有病率が高い原因はどれか。1つ選べ。

解答・解説を見る

正解: c

正答

c:かみタバコ

この問題のポイント

南・中央アジアでは無煙タバコやビンロウジを含む噛み物を口腔内に長時間置く習慣があり、発がん物質が粘膜へ直接反復接触するため口腔癌が多くなります。

解説

かみタバコにはタバコ特異的ニトロソアミンなどの発がん物質が含まれ、頰粘膜、歯肉、口腔底など保持部位へ高濃度に作用します。南・中央アジアではビンロウジ、石灰、香料、タバコを組み合わせた製品も広く使用され、慢性刺激、白板症、口腔粘膜下線維症を介して扁平上皮癌の危険が高まります。喫煙しない製品でも安全ではありません。予防には習慣の聴取、禁煙・中止支援、粘膜病変の早期発見が重要です。

選択肢の確認

  • a 飲料水:地域による水質問題は他疾患へ影響し得ますが、南・中央アジアの高い口腔癌有病率を説明する主要因ではありません。
  • b マラリア:蚊が媒介するPlasmodium感染症で、口腔粘膜扁平上皮癌を直接増やす生活習慣因子ではありません。
  • c かみタバコ:発がん物質を含むタバコ塊が口腔粘膜へ長時間接触し、白色病変や口腔癌の危険を高めます。
  • d 年間日照時間:紫外線は口唇癌のリスクになり得ますが、地域全体の口腔癌多発を最も特徴的に説明する因子ではありません。

覚えるポイント

無煙タバコも発がん性があります。南・中央アジアの口腔癌では、かみタバコ、ビンロウジ、口腔粘膜下線維症を関連づけます。

関連問題

33PM02533PM027
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)