33PM024|第33回 歯科衛生士国家試験 過去問
トータルヘルスプロモーションプラン〈THP〉における歯科衛生士の役割はどれか。1つ選べ。
解答・解説を見る
正解: d
正答
d:勤務形態に配慮した口腔保健指導
この問題のポイント
THPは職場で心身の健康づくりを多職種が支援する仕組みです。歯科衛生士は交替勤務、休憩、食事・清掃環境など各労働者の勤務形態に合わせて口腔保健行動を支援します。
解説
トータルヘルスプロモーションプランでは、健康測定を基に運動、栄養、心理、保健などの専門職が連携し、働く人の健康保持増進を図ります。歯科衛生士が参加する場合は、夜勤で食事回数が増える、休憩時間に歯磨き場所がない、喫煙習慣があるといった職場特有の条件を把握し、実行可能な歯磨き・歯間清掃、間食、禁煙、受診行動を提案します。労務管理やストレス検査、運動処方はそれぞれ権限・専門性をもつ担当者が担います。
選択肢の確認
- a 過重労働解消の促進:労働時間管理や業務配置を改善するのは事業者・衛生管理者などの労務安全衛生上の役割です。
- b ストレスチェックの実施:法定制度として医師、保健師等の実施者が扱う心理的負担評価で、歯科衛生士固有のTHP業務ではありません。
- c 運動指導プログラムの作成:運動機能検査を踏まえた運動処方は、健康運動指導士など運動指導担当者の専門領域です。
- d 勤務形態に配慮した口腔保健指導:勤務時間と職場環境を把握し、歯磨き・食習慣・禁煙・歯科受診を具体化する歯科衛生士の役割です。
覚えるポイント
産業歯科保健では、正しい知識だけでなく「いつ、どこで実行できるか」を勤務形態に合わせます。職場環境の改善提案も個人指導と組み合わせます。