32PM031|第32回 歯科衛生士国家試験 過去問
歯科診療所の医療安全管理体制で歯科衛生士が担当できるのはどれか。2つ選べ。
2つ選択
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正解: a・b または a・d または b・d
正答
a・b/a・d/b・d(いずれの組合せも正解として採点)
この問題のポイント
厚生労働省資料に掲載された原問は「歯科衛生士が担当できるものを2つ」である。担当可能な肢がa・b・dの三つ存在するため、二つの組合せa・b、a・d、b・dはすべて正解として採点された。公開サイトの「担当できないものを1つ」という改変文を基準にしない。
解説
歯科診療所の安全管理では、役職名が似ていても選任要件が異なる。医療安全管理者は院内の安全管理、職員研修、事故情報の把握と改善を担い、必要な知識と経験をもつ歯科衛生士も担当し得る。医薬品安全管理責任者は医薬品の安全使用の手順、情報収集、職員への周知などを担い、歯科衛生士を選任できる。特別管理産業廃棄物管理責任者は感染性廃棄物などの適正な保管・委託・記録を管理し、所定の知識や資格要件を満たす歯科衛生士が担当し得る。一方、医療放射線安全管理責任者は放射線診療に関する安全管理を統括する役職で、原問の歯科衛生士が担当できる肢には入らない。正しい内容が三肢あるのに二つだけ選ばせたことが複数組受理の理由である。
選択肢の確認
- a 医療安全管理者:医療事故防止、研修、院内手順の改善を横断的に管理する役職で、必要な知識・経験を備えた歯科衛生士が担当し得る。
- b 医薬品安全管理責任者:医薬品の安全使用のための手順書、情報収集、職員への周知を担い、歯科診療所では歯科衛生士も選任対象となり得る。
- c 医療放射線安全管理責任者:放射線診療の安全利用を統括する責任者であり、原問では歯科衛生士が担当できる肢として扱われない。
- d 特別管理産業廃棄物管理責任者:感染性廃棄物などの保管、処理委託、管理票を含む適正処理を担い、要件を満たせば歯科衛生士も担当し得る。
覚えるポイント
32PM031は正しい肢がa・b・dの三つ、指定は2つ選択であった。公式に受理される集合はa・b/a・d/b・dで、どれか一組に固定してはいけない。役職ごとに管理対象と選任要件を分けて覚える。