32PM030|第32回 歯科衛生士国家試験 過去問
歯磨剤の基本成分を作用別に表に示す。 パラベンが該当するのはどれか。1 つ選べ。

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正解: d
正答
d:④
この問題のポイント
パラベンは微生物による歯磨剤の変質を防ぐ保存剤である。表④の安息香酸ナトリウムも保存剤なので、同じ作用欄に入る。
解説
歯磨剤には清掃剤、湿潤剤、粘結剤、発泡剤、香味剤、保存剤などの基本成分が配合される。パラオキシ安息香酸エステル類〈パラベン〉は細菌や真菌の増殖を抑え、製品の品質を保持する。リン酸水素カルシウムは歯面の汚れを機械的に除く清掃剤、グリセリンは乾燥を防ぐ湿潤剤、アルギン酸ナトリウムは成分分離を防ぎ稠度を与える粘結剤である。
選択肢の確認
- a ①:リン酸水素カルシウムなどの研磨・清掃剤の欄で、歯面の沈着物を物理的に除去する。
- b ②:グリセリンなどの湿潤剤で、歯磨剤の水分を保持し硬化・乾燥を防止する。
- c ③:アルギン酸ナトリウムなどの粘結剤で、粉体と液体の分離を防ぎ適切な粘度を与える。
- d ④:安息香酸ナトリウムと同じ保存剤の欄で、パラベンも製品中の微生物増殖を抑える。
覚えるポイント
清掃剤=リン酸水素Ca、湿潤剤=グリセリン、粘結剤=アルギン酸Na、保存剤=パラベン・安息香酸Na。成分名と作用を対応させる。