33PM030|第33回 歯科衛生士国家試験 過去問
洗口剤の基本成分はどれか。2つ選べ。
2つ選択
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正解: a・c
正答
a:グリセリン、c:キシリトール
この問題のポイント
洗口剤は水を基剤とし、保湿・溶媒としてグリセリン、味を整える甘味剤としてキシリトールなどを配合します。研磨剤や歯磨剤用結合剤は基本成分ではありません。
解説
洗口剤には、有効成分を均一に保って口腔へ行き渡らせるため、水、湿潤剤、溶剤、可溶化剤、香味剤、甘味剤、保存剤などが用いられます。グリセリンは湿潤性と適度な粘性を与え、成分の溶媒にもなります。キシリトールは非う蝕原性の甘味剤として味を調整します。無水ケイ酸は歯磨剤で歯面を機械的に清掃する研磨剤、アルギン酸ナトリウムはペーストの分離を防ぐ結合・増粘剤で、液体の洗口剤に求める基本的役割とは異なります。
選択肢の確認
- a グリセリン:吸湿性をもつ多価アルコールで、洗口剤の湿潤剤・溶媒として口当たりや製剤安定性を整えます。
- b 無水ケイ酸:微粒子による研磨作用を利用して歯磨剤へ配合され、洗口だけで作用させる液体製剤の基本成分ではありません。
- c キシリトール:口腔細菌に酸産生されにくい糖アルコールで、洗口剤の甘味・香味を調整する成分として使われます。
- d アルギン酸ナトリウム:ペースト状歯磨剤の粘度を保ち固液分離を防ぐ結合剤で、一般的な洗口剤の基本成分ではありません。
覚えるポイント
液体の洗口剤は湿潤剤・溶媒・香味甘味剤、ペースト状歯磨剤はさらに研磨剤・結合剤を必要とします。剤形から成分の役割を考えます。