33PM029|第33回 歯科衛生士国家試験 過去問
小児期の歯の形成と萌出の過程を図に示す。定型発達児の3歳はどれか。1つ選べ。

解答・解説を見る
正解: c
正答
c:③
この問題のポイント
3歳頃には20本の乳歯が萌出して乳歯咬合が完成し、顎骨内では永久切歯・犬歯・小臼歯・第一大臼歯の歯胚が発育しています。図③がこの状態です。
解説
乳歯は生後6~8か月頃から萌出し始め、2歳半~3歳頃までに第二乳臼歯を含む上下20本が揃います。同時に顎骨内では、永久歯の歯冠形成・石灰化が歯種ごとの時期に進みます。図③は乳切歯、乳犬歯、乳臼歯が咬合し、後継永久歯胚と第一大臼歯歯胚が乳歯の根尖側・後方で発育しているため3歳に相当します。①・②は乳歯の萌出と根形成が途中、④は永久歯胚がさらに大きくなり乳歯根吸収へ近づく後年の状態です。
選択肢の確認
- a ①:乳歯の萌出数が少なく、歯根形成や永久歯胚の発育も初期で、3歳より早い乳児期の段階です。
- b ②:乳歯列の萌出と咬合形成が進行中ですが、第二乳臼歯を含む乳歯咬合の完成前の状態です。
- c ③:乳歯20本の咬合が完成し、顎骨内で後継永久歯胚が発育する3歳頃の歯列・歯胚像です。
- d ④:永久歯歯冠・歯根の形成が進み、乳歯根吸収と交換期へ近づいた3歳より後の発育段階です。
覚えるポイント
3歳の目印は「乳歯20本・乳歯咬合完成」です。萌出歯だけでなく、顎骨内の後継永久歯胚の発育程度も図から確認します。