第33回

33PM075|第33回 歯科衛生士国家試験 過去問

24歳の女性。ブラッシング時の歯肉からの出血を主訴として来院した。初診時の歯垢染色後の口腔内写真を別に示す。染色後の歯垢の色の違いに影響するのはどれか。1つ選べ。

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正解c

正答

c:歯垢の付着時間

この問題のポイント

二色性の歯垢染色剤は、新しく薄いプラークを赤色、長時間残って厚く成熟したプラークを青紫色などに染め分けます。色の違いは主に付着時間を反映します。

解説

プラークは付着直後の薄い膜から、細菌増殖と細胞外基質の蓄積によって厚い成熟バイオフィルムへ変化します。二色染色剤では一方の色素が広くプラークへ染まり、もう一方の色素が厚く構造化した古いプラークへ保持されやすいため、残存期間を視覚化できます。青紫色部は繰り返し磨き残している場所として重点的に清掃法を修正します。色はその時点のpH、粘着性だけ、白血球数を直接測定したものではありません。

選択肢の確認

  • a 歯垢のpH:酸性度を色で測るpH指示薬試験ではなく、歯面に残るバイオフィルムの新旧を染め分ける材料です。
  • b 歯垢の粘着性:付着性の強弱が色素保持へ影響する可能性はありますが、二色性染色の判定目的は成熟度・経過時間です。
  • c 歯垢の付着時間:新しいプラークと長く残った成熟プラークで色が異なり、慢性的な磨き残し部位を判定できます。
  • d 歯垢中の白血球数:染色像は炎症細胞数を定量する検査ではなく、歯垢の色から白血球数は求められません。

覚えるポイント

二色染色は「赤=比較的新しい、青紫=長時間残った成熟プラーク」と読み、古い色が付く部位の毛先の当て方を修正します。

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