34AM006|第34回 歯科衛生士国家試験 過去問
心臓の興奮伝導系を模式図に示す。一定のリズムで興奮し心房を収縮させるのはどれか。1つ選べ。

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正解: a
正答
a:①(洞房結節)
この問題のポイント
心臓刺激伝導系の起始部を、右心房内の位置関係から同定します。
解説
①は上大静脈が右心房へ流入する部位の近くにある洞房結節です。洞房結節は自動能をもち、通常の心拍を開始するため「心臓のペースメーカー」と呼ばれます。興奮は心房筋を伝わって房室結節へ達し、房室束、右脚・左脚、Purkinje線維を介して心室筋へ広がります。図の④は房室中隔付近の房室結節、②は房室束から脚へ向かう経路、③は心室壁に分布するPurkinje線維に相当します。位置だけでなく伝導順序も併せて理解します。
選択肢の確認
- a ①:上大静脈開口部近くの右心房にある洞房結節で、最初に興奮するため正しいです。
- b ②:心室中隔を下行する房室束・脚の領域で、起始部ではありません。
- c ③:心室壁へ広がるPurkinje線維の領域で、伝導の末梢側です。
- d ④:房室結節で、心房からの興奮を受けて房室束へ伝えます。
覚えるポイント
刺激伝導の順序は洞房結節→房室結節→房室束→右脚・左脚→Purkinje線維です。