34PM091|第34回 歯科衛生士国家試験 過去問
8歳の女児。定期歯科健康診査で来院した。口腔内写真(別冊午後 No.36)を別に示す。 口腔内でみられるのはどれか。2つ選べ。

2つ選択
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正解: b・c
正答
b・c:乳臼歯部の咬耗、前歯部の交叉咬合
この問題のポイント
8歳児の混合歯列期の写真から、歯面の摩耗所見と上下前歯の被蓋関係を読み取る問題です。
解説
写真では乳臼歯咬合面の咬頭・溝がすり減った咬耗と、上顎前歯より下顎前歯が唇側に位置する前歯部交叉咬合が確認できます。乳歯の生理的咬耗は顎運動・咬合調整の過程でみられますが、著しい場合は習癖や咬合を評価します。前歯部反対被蓋は歯性か骨格性か、機能的偏位があるかを成長とともに診査します。
選択肢の確認
- a 上唇小帯異常:小帯の高位付着や正中離開を示す所見は写真の中心ではありません。
- b 乳臼歯部咬耗:乳臼歯咬合面の摩耗が観察されます。
- c 前歯部交叉咬合:上下前歯の逆被蓋が認められます。
- d Hellman歯齢IIIB:8歳頃の萌出状態は通常IIIA期相当で、側方歯群交換後のIIIBとは異なります。
覚えるポイント
Hellman歯齢は実年齢だけでなく萌出状態で判断します。IIIAは第一大臼歯・前歯萌出期、IIIBは側方歯群交換期です。