35AM087|第35回 歯科衛生士国家試験 過去問
42歳の女性。定期歯科健康診査のために来院した。口腔内観察の結果、多量の歯垢付着が確認されたため、歯科医師から歯科保健指導を指示された。歯科保健指導時の会話の一部を図に示す。下線部でストレス対処法の問題焦点コーピングに該当するのはどれか。1つ選べ。

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正解: c
正答
c:図の3
この問題のポイント
問題焦点コーピングは、つらい気分を一時的に和らげるだけでなく、ストレスの原因そのものへ働きかける対処です。
解説
図の3は「夫本人に直接理由を聞いてみる」という提案で、夫婦関係というストレッサーの原因を明らかにし、解決へ向けて行動するため問題焦点コーピングです。問題焦点型には情報収集、計画、交渉、環境調整などがあります。趣味で気分転換する、友人に感情を聴いてもらうといった方法は感情焦点コーピングとして有効ですが、原因への直接介入ではありません。状況によって両者を柔軟に組み合わせ、患者の安全や意思を尊重して実行可能な方法を選びます。
選択肢の確認
- a 図の1:趣味の時間を増やす気分転換で、主に感情を調整する対処です。
- b 図の2:友人に話を聴いてもらう情緒的支援で、感情焦点型です。
- c 図の3:夫へ直接理由を聞き、原因解決を試みる問題焦点型です。
- d 図の4:専門家への相談は支援獲得ですが、図の文脈で直接原因へ取り組む代表は3です。
覚えるポイント
問題焦点型=原因を変える、感情焦点型=受け止め方や感情を整えるです。どちらが常に優れるのではなく、状況に合わせます。