35AM024|第35回 歯科衛生士国家試験 過去問
根拠に基づいた医療を実践する過程を図に示す。①はどれか。1つ選べ。

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正解: c
正答
c:情報の批判的吟味
この問題のポイント
根拠に基づく医療(EBM)の基本手順を、疑問の定式化から結果の評価まで順に理解します。
解説
EBMでは、患者の問題をPICOなどで答えられる臨床疑問に整え、必要な文献情報を検索し、得られた情報の妥当性・重要性・適用可能性を批判的に吟味します。そのうえで、科学的根拠を医療者の専門性、患者の価値観・希望、臨床状況と統合して適用し、結果を評価します。図の1は情報を集めた後、その質を見極める段階なので「情報の批判的吟味」です。論文が存在することだけでは根拠にならず、研究デザイン、バイアス、効果量などを評価します。
選択肢の確認
- a 情報の集計:単に数をまとめるだけでは、妥当性を判断するEBMの該当段階になりません。
- b 患者満足度の収集:結果評価の一部にはなり得ますが、図の1の中心ではありません。
- c 情報の批判的吟味:検索した根拠の質と臨床的意義を評価する段階で正しいです。
- d 情報収集に基づく基礎実験:EBM実践のたびに基礎実験を行うわけではありません。
覚えるポイント
EBMの5段階は概ね疑問の定式化→検索→批判的吟味→適用→評価です。エビデンスだけでなく患者の価値観も統合します。