35PM001|第35回 歯科衛生士国家試験 過去問
頭蓋骨の一部の写真を別に示す。矢印で示す部位に付着するのはどれか。1つ選べ。

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正解: b
正答
b:咬筋
この問題のポイント
顔面写真で示された部位と、表情筋・咀嚼筋の位置関係を結び付ける問題です。下顎枝外側を広く覆い、咬みしめたときに硬く触れる筋は咬筋です。
解説
咬筋は頬骨弓から起こって下顎枝・下顎角外側面に停止し、主として下顎を挙上します。口腔外から咬みしめてもらうと頬部後方で収縮を触知でき、咀嚼筋の診査でも重要な触診部位です。写真問題では、口角周囲の薄い表情筋ではなく、頬骨弓と下顎角を結ぶ厚い筋腹に注目します。
選択肢の確認
- a 頬筋:頬の深層で歯列に食物を押し戻す表情筋ですが、下顎枝外側の隆起としては触れません。
- b 咬筋:下顎枝外側に位置する強力な下顎挙上筋で、写真の部位に一致します。
- c 笑筋:口角を外側へ引く薄い表情筋で、口角から側方へ走ります。
- d 口輪筋:口裂を取り囲み、口唇を閉鎖・突出させる筋です。
覚えるポイント
咬筋は『頬骨弓から下顎角へ』『咬みしめで触知』『下顎挙上』の三点を一組で覚えます。