第46回・2023年

46B001|第46回 救急救命士国家試験 過去問

ミトコンドリアにおけるATP産生において不可欠なのはどれか。1つ選べ。

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正解3

正答

3.酸素

この問題のポイント

ミトコンドリアがATPを作るには酸素が欠かせないため、答えは3です。酸素がないとエネルギーがほとんど作れず、乳酸がたまります。

解説

ATPは細胞のエネルギー通貨で、主にミトコンドリアでの酸化的リン酸化によって作られます。この過程では酸素が電子の最終受容体(電子の受け取り役)として不可欠です。酸素がないと嫌気的解糖に頼ることになり、ATPの産生量が激減して乳酸が蓄積します。ショックや低酸素で組織が障害されるのはこのためです。二酸化炭素、尿素、アンモニアは代謝の産物で、乳酸は嫌気的代謝の副産物です。

選択肢の確認

1.尿素:アンモニアの解毒産物で、ATP産生には不要です。
2.乳酸:酸素不足のときの嫌気的代謝で生じる産物です。
3.酸素:好気的なATP産生に不可欠です。正答です。
4.二酸化炭素:代謝の最終産物で、ATP産生には不要です。
5.アンモニア:タンパク質代謝の産物で、ATP産生には不要です。

覚えるポイント

「ミトコンドリア=酸素を使ってATPを作る」「酸素不足→嫌気的代謝→乳酸蓄積(アシドーシス)」。

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