46A120|第46回 救急救命士国家試験 過去問
Ⅲ度熱中症と判断する症候はどれか。1つ選べ。
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正解: 2
正答
2.小脳失調
この問題のポイント
熱中症の重症度分類では、Ⅲ度は中枢神経症状(意識障害・痙攣・小脳失調)、肝・腎機能障害、血液凝固異常(DIC)のいずれかを認めるもので、入院加療が必要です。
解説
Ⅰ度熱中症はめまい、立ちくらみ、筋肉痛(こむら返り)、大量の発汗で現場での冷却と水分補給で対応します。Ⅱ度は頭痛、嘔吐、倦怠感、集中力低下で医療機関での輸液が必要です。Ⅲ度は意識障害、痙攣、小脳失調(歩行困難やろれつが回らない)などの中枢神経症状、肝・腎障害、DICのいずれかを認め、集中治療が必要です。小脳失調は中枢神経障害の表れでⅢ度と判断します。
選択肢の確認
1.頭痛:Ⅱ度の症候です。
2.小脳失調:中枢神経症状でⅢ度の判断根拠です。正答です。
3.全身倦怠感:Ⅱ度の症候です。
4.立ちくらみ:Ⅰ度の症候です。
5.筋肉の硬直:こむら返りはⅠ度の症候です。
覚えるポイント
「Ⅰ度=めまい・こむら返り・大量発汗」「Ⅱ度=頭痛・嘔吐・倦怠感」「Ⅲ度=意識障害・痙攣・小脳失調・肝腎障害・DIC」。