46A119第46回 救急救命士国家試験 過去問

気道異物の症状で緊急度が最も高いのはどれか。1つ選べ。

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正解: 5

正答

5.発声不能

この問題のポイント

気道異物による完全閉塞では声が出せず、咳もできません(チョークサイン)。発声不能は完全閉塞を示す最も緊急度の高い所見で、直ちに異物除去が必要です。

解説

気道異物では、部分閉塞なら咳や発声、喘鳴(笛声音)が可能ですが、完全閉塞になると空気が通らないため声も咳も出せなくなり、数分で低酸素から心停止に至ります。反応がある完全閉塞では背部叩打法や腹部突き上げ法を行い、反応がなくなれば心肺蘇生を開始します。激しい咳はまだ換気が保たれている証拠で、咳を促して様子をみます。嗄声や咽頭痛は部分閉塞や炎症の所見です。

選択肢の確認

1.嗄声:部分閉塞や喉頭の異常を示しますが換気は保たれています。
2.咽頭痛:炎症や異物の刺激による症状で緊急度は低いです。
3.笛声音:部分閉塞の所見で換気はあります。
4.激しい咳:換気が保たれており、咳で排出を促します。
5.発声不能:完全閉塞を示し最も緊急度が高いです。正答です。

覚えるポイント

「声が出せる・咳ができる=部分閉塞(咳を促す)」「声が出ない・咳ができない=完全閉塞(背部叩打・腹部突き上げ)」。

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