第47回・2024年

47A037|第47回 救急救命士国家試験 過去問

傷病者の心電図モニター波形で緊急度が最も高いのはどれか。1つ選べ。

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正解3

正答

3.C

この問題のポイント

図Cは形の違う心室期外収縮が何度も出ている波形で、心室細動に移りやすいので一番危険です。答えは3です。

解説

心室期外収縮とは、心室から本来のリズムより早く出る余分な拍動で、幅の広いQRS波として現れます。
図Cは形の異なる幅の広いQRSが頻発しており、多源性で連発傾向のある心室期外収縮です。
心室期外収縮のうち、多源性、連発、頻発、T波の上に乗るR on Tは致死性不整脈の前ぶれとして危険度が高いとされます(ラウン分類)。
図Aは不規則な狭いQRSの頻拍で心房細動、Bは規則的な狭いQRSの頻拍で洞性頻脈です。
DとEは単発の心室期外収縮を伴う洞調律です。
したがってCが最も緊急度が高く、心室細動や心室頻拍への移行に備えて監視します。

選択肢の確認

1.A:図Aは心房細動で、脈があればすぐに命に関わるものではありません。
2.B:図Bは洞性頻脈で、緊急度は高くありません。
3.C:図Cは多源性・頻発の心室期外収縮で、致死性不整脈に移る心配があります。正答です。
4.D:図Dは単発の心室期外収縮で、緊急度は低いです。
5.E:図Eも単発の心室期外収縮で、Cに比べて緊急度は低いです。

覚えるポイント

「危険な心室期外収縮=多源性・連発・頻発・R on T」。除細動パッドを貼って監視します。

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