第47回・2024年
47A038|第47回 救急救命士国家試験 過去問
救急隊員が行う乳児への心肺蘇生法について正しいのはどれか。1つ選べ。
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正解4
正答
4.救助者が2人の場合、胸郭包み込み両母指圧迫法で行う。
この問題のポイント
乳児の心肺蘇生で救助者が2人なら、両手で胸を包み込み両方の親指で押す方法を使うので答えは4です。脈は上腕動脈、深さは胸の1/3、2人なら15対2です。
解説
乳児は首が短く頸動脈を触れにくいので、脈拍は上腕動脈で確認します。
圧迫する場所は胸骨の下半分(両乳頭を結ぶ線のすぐ下)です。
深さは胸の厚み(前後径)の約1/3、約4cmです。
救助者が1人なら2本の指で押します。
救助者が2人なら、両手で胸郭を包み込み両方の親指で押す胸郭包み込み両母指圧迫法が推奨されます。
医療従事者2人での胸骨圧迫と人工呼吸の比は15対2です。
30対2は1人で行うときや成人の比です。
選択肢の確認
1.脈拍の確認は頸動脈で行う。:乳児の脈拍は頸動脈ではなく上腕動脈で確認します。
2.圧迫の位置は胸骨の上半分である。:圧迫の位置は胸骨の上半分ではなく下半分です。
3.胸骨圧迫は胸郭の1/2が沈む程度とする。:深さは胸郭の1/2ではなく約1/3です。
4.救助者が2人の場合、胸郭包み込み両母指圧迫法で行う。:救助者が2人なら胸郭包み込み両母指圧迫法で行うので正しい記述です。正答です。
5.救助者が2人の場合、胸骨圧迫と人工呼吸の割合は30対2とする。:救助者が2人のときは30対2ではなく15対2です。
覚えるポイント
「乳児CPR=上腕動脈・胸骨下半分・深さ1/3・2人なら両母指法・15対2」。
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