46B009|第46回 救急救命士国家試験 過去問
心肺蘇生において2分ごとのリズムチェックを待たずに胸骨圧迫を中止する所見はどれか。1つ選べ。
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正解: 2
正答
2.払いのけ動作
この問題のポイント
心肺蘇生中に胸骨圧迫を中断するのは、傷病者に正常な呼吸や目的のある動き(払いのけ動作など)が出現したときです。心電図波形の変化やパルスオキシメータの数値、胃内容物の逆流、死戦期呼吸では圧迫を中止しません。
解説
胸骨圧迫は2分ごとのリズムチェックまで継続するのが原則ですが、傷病者が手で払いのける、目を開けて動くなど明らかに目的のある動作をした場合は心拍が再開している可能性が高く、圧迫を中止して脈拍を確認します。死戦期呼吸は心停止のサインであり継続します。心電図の波形変化はリズムチェックで評価し、パルスオキシメータは心停止中は信頼できません。胃内容物の逆流は吸引などで対応し圧迫は続けます。
選択肢の確認
1.死戦期呼吸:心停止の所見であり圧迫を継続します。
2.払いのけ動作:目的のある動きで心拍再開を示唆し、圧迫を中止して確認します。正答です。
3.胃内容物の逆流:吸引して圧迫は継続します。
4.心電図波形の変化:2分ごとのリズムチェックで評価します。
5.パルスオキシメータの数値の変化:心停止中は信頼性がなく判断材料になりません。
覚えるポイント
「圧迫を止めるのは正常な呼吸・目的のある動きが出たとき」「死戦期呼吸・波形変化だけでは止めない」。