第46回・2023年
46B008|第46回 救急救命士国家試験 過去問
腹膜刺激症候のある傷病者の搬送に最も適した体位はどれか。1つ選べ。
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正解5
正答
5.膝屈曲位
この問題のポイント
腹膜刺激症候があるときは膝を曲げてお腹の力を抜く膝屈曲位が楽なので、答えは5です。脚を伸ばすと腹壁が引っ張られて痛みが強くなります。
解説
腹膜刺激症候とは、腹膜炎などで腹壁を押すと硬くなる筋性防御や、離すと痛む反跳痛のことです。仰臥位で下肢を伸ばすと腹壁が引き伸ばされ、痛みが増します。膝の下に枕などを入れて膝を曲げる膝屈曲位にすると、腹筋が緩んで痛みが和らぎます。起坐位は呼吸困難の傷病者に適した体位です。足側高位はショックの体位です。腹臥位は腹部を圧迫するため不適切です。
選択肢の確認
1.起坐位:呼吸困難の傷病者に適した体位です。
2.仰臥位:下肢を伸ばすと腹壁が緊張し、痛みが増します。
3.腹臥位:腹部を圧迫するため不適切です。
4.足側高位:ショックの体位で、腹膜刺激症候には適しません。
5.膝屈曲位:腹壁が緩み、痛みが和らぎます。正答です。
覚えるポイント
「腹膜刺激症候=膝屈曲位」「呼吸困難=起坐位」「ショック=足側高位」「意識障害・嘔吐=側臥位(回復体位)」。
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