46B008|第46回 救急救命士国家試験 過去問
腹膜刺激症候のある傷病者の搬送に最も適した体位はどれか。1つ選べ。
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正解: 5
正答
5.膝屈曲位
この問題のポイント
腹膜刺激症候(筋性防御・反跳痛)のある傷病者は腹壁の緊張が痛みを増強するため、膝を屈曲して腹壁を弛緩させる体位(膝屈曲位)が最も楽で適しています。
解説
腹膜炎などで腹膜刺激症候がある場合、仰臥位で下肢を伸ばすと腹壁が引き伸ばされて痛みが増します。仰臥位で膝の下に枕などを入れて膝を曲げる膝屈曲位にすると腹筋が緩み、痛みが和らぎます。起坐位は呼吸困難、足側高位はショック、腹臥位は腹部を圧迫するため不適切です。
選択肢の確認
1.起坐位:呼吸困難の傷病者に適した体位です。
2.仰臥位:下肢を伸ばすと腹壁が緊張し痛みが増します。
3.腹臥位:腹部を圧迫し不適切です。
4.足側高位:ショック体位で腹膜刺激症候には適しません。
5.膝屈曲位:腹壁が弛緩し痛みが和らぎます。正答です。
覚えるポイント
「腹膜刺激症候=膝屈曲位」「呼吸困難=起坐位」「ショック=足側高位」「意識障害・嘔吐=側臥位(回復体位)」。