47A051|第47回 救急救命士国家試験 過去問
心肺蘇生中の胸骨圧迫を解除している間に血流が最も増加するのはどれか。1つ選べ。
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正解: 5
正答
5.心筋
この問題のポイント
心筋への血流(冠血流)は心臓が弛緩する拡張期に流れます。心肺蘇生中も胸骨圧迫を解除している間に冠動脈に血液が流れるため、圧迫の解除(リコイル)を完全に行うことが重要です。
解説
冠動脈は大動脈基部から分岐し、心室が収縮している間は心筋内の血管が圧迫されて血流が乏しく、拡張期に多くの血液が流れます。胸骨圧迫では圧迫時に血液が動脈へ送り出され、解除時に胸郭が元に戻って胸腔内が陰圧となり静脈血が心臓へ戻るとともに、冠動脈へ血液が流れます。圧迫の解除が不十分だと冠灌流圧が低下し、心拍再開の可能性が下がります。脳や腎臓、肝臓、四肢への血流は主に圧迫時に生じます。
選択肢の確認
1.脳:圧迫時に血流が送られます。
2.腎臓:圧迫時に血流が送られます。
3.肝臓:圧迫時に血流が送られます。
4.四肢:圧迫時に血流が送られます。
5.心筋:圧迫解除時(拡張期)に冠血流が増加します。正答です。
覚えるポイント
「冠血流は拡張期=胸骨圧迫の解除時」「完全なリコイルが心拍再開の鍵」。