第47回・2024年

47A052|第47回 救急救命士国家試験 過去問

末梢性チアノーゼを呈するのはどれか。1つ選べ。

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正解5

正答

5.循環血液量減少性ショック

この問題のポイント

末梢性チアノーゼは手足の血流が滞って起こるもので、循環血液量減少性ショックで見られます。答えは5です。

解説

チアノーゼとは、酸素を離したヘモグロビン(還元ヘモグロビン)が増えて皮膚が青紫になることです。
中枢性チアノーゼは動脈血の酸素が足りず、口唇や舌を含む全身に出ます。
末梢性チアノーゼは動脈血の酸素は足りているのに、手足の血流が滞って出るものです。
寒さやショックで末梢の血管が縮み、血液がよどむと、指先や爪床に現れます。
循環血液量減少性ショックでは末梢の血流が低下するので、末梢性チアノーゼを呈します。
貧血ではヘモグロビン自体が少ないのでチアノーゼは出にくく、一酸化炭素中毒では皮膚が鮮やかな赤色になります。
過換気症候群では酸素は足りており、アナフィラキシーショックは血管が広がるので皮膚は赤くなります。

選択肢の確認

1.貧血:貧血では還元ヘモグロビンが5g/dLに達しにくく、チアノーゼは出にくいです。
2.過換気症候群:過換気症候群では酸素化が保たれ、チアノーゼはみられません。
3.一酸化炭素中毒:一酸化炭素中毒では皮膚は鮮紅色になります。
4.アナフィラキシーショック:アナフィラキシーショックは血管拡張で皮膚が紅潮します。
5.循環血液量減少性ショック:循環血液量減少性ショックは末梢の血流低下で末梢性チアノーゼを呈します。正答です。

覚えるポイント

「中枢性チアノーゼ=低酸素血症(口唇・舌)」「末梢性チアノーゼ=末梢循環不全(指先・爪床)」。

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