第46回・2023年
46D031|第46回 救急救命士国家試験 過去問
30歳の女性。妊娠39週。自宅で陣痛が急激に強くなったため、夫が救急要請した。 救急隊到着時、女性は居間で仰臥位で、両大腿の間にすでに児が出ている。夫によると、たった今生まれたところだという。児は四肢を活発に動かし、強く泣いている。羊水吸引器で鼻内を吸引したところ、さらに強く泣く。体幹皮膚は淡紅色だが、四肢の先にのみチアノーゼを認める。心拍数は136/分である。 この時点の児のアプガースコアは何点か。1つ選べ。
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正解2
正答
2.9点
この問題のポイント
四肢の先だけチアノーゼ(皮膚色1点)で、他の4項目は2点なので合計9点、答えは2です。アプガースコアは5項目を各0〜2点で採点します。
解説
アプガースコアは心拍数、呼吸、筋緊張、反射、皮膚色の5項目を各0〜2点で評価します。
心拍数136/分(100以上)は2点です。
強く泣いている呼吸は2点、四肢を活発に動かす筋緊張は2点です。
鼻の吸引でさらに強く泣く反射は2点です。
体幹は淡紅色だが四肢にチアノーゼがある皮膚色は1点で、合計9点になります。
出生直後は四肢の末梢チアノーゼが残ることが多く、9点は正常な新生児です。
7点以上は正常、4〜6点は軽度仮死、3点以下は重度仮死と判定します。
選択肢の確認
1.10点:皮膚色が全身淡紅色の場合の満点で、本例は四肢にチアノーゼがあります。
2.9点:皮膚色1点、他4項目2点の合計です。正答です。
3.8点:本例より低い評価です。
4.7点:本例より低い評価です。
5.6点:軽度仮死の範囲で本例には合いません。
覚えるポイント
「アプガースコア=心拍・呼吸・筋緊張・反射・皮膚色×0〜2点」「四肢のチアノーゼのみ=皮膚色1点」。
掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。
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