48A048|第48回 救急救命士国家試験 過去問
胸骨圧迫中に心臓から大動脈に送り出される血流量と同等なのはどれか。1つ選べ。
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正解: 3
正答
3.肺血流量
この問題のポイント
体循環と肺循環は直列につながっているため、左心室から大動脈へ送り出される血流量(心拍出量)は、右心室から肺へ送られる肺血流量と等しくなります。胸骨圧迫中もこの関係は変わりません。
解説
血液は右心室→肺動脈→肺→肺静脈→左心房→左心室→大動脈と一方向に循環するため、定常状態では肺を流れる血流量と大動脈へ送り出される血流量は同じです。胸骨圧迫による心拍出量は正常の1/4〜1/3程度ですが、そのすべてが肺を通過するため肺血流量と等しくなります。脳血流量は心拍出量の約15%、冠血流量は約5%、腎血流量は約20%、皮膚血流量は変動しますがいずれも心拍出量の一部にすぎません。
選択肢の確認
1.脳血流量:心拍出量の約15%です。
2.冠血流量:心拍出量の約5%です。
3.肺血流量:心拍出量の全量が肺を通過するため同等です。正答です。
4.腎血流量:心拍出量の約20%です。
5.皮膚血流量:心拍出量の一部です。
覚えるポイント
「肺血流量=心拍出量(直列循環)」「胸骨圧迫の心拍出量は正常の1/4〜1/3、だからこそ中断を減らす」。