48A047|第48回 救急救命士国家試験 過去問
大後頭孔ヘルニアで圧迫される部位はどれか。1つ選べ。
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正解: 1
正答
1.延髄
この問題のポイント
大後頭孔ヘルニアは小脳扁桃が大後頭孔から脊柱管へ陥入するもので、延髄が圧迫されて呼吸停止や循環の異常を来す最も危険なヘルニアです。
解説
頭蓋内圧が著しく上昇したり後頭蓋窩に病変(小脳出血など)があると、小脳扁桃が大後頭孔へ押し出され、直下にある延髄を圧迫します。延髄には呼吸中枢と循環中枢があるため、失調性呼吸から呼吸停止、血圧の変動、徐脈を来し急死の原因となります。動眼神経や大脳脚が圧迫されるのは鉤ヘルニア(テント切痕ヘルニア)で、間脳が圧迫されるのは中心性ヘルニアです。
選択肢の確認
1.延髄:大後頭孔ヘルニアで圧迫されます。正答です。
2.間脳:中心性ヘルニアで圧迫されます。
3.視神経:ヘルニアの直接の圧迫対象ではありません。
4.大脳脚:鉤ヘルニアで圧迫されます。
5.動眼神経:鉤ヘルニアで圧迫されます。
覚えるポイント
「鉤ヘルニア=動眼神経・中脳」「大後頭孔ヘルニア=延髄(呼吸停止)」「中心性ヘルニア=間脳」。