48A046|第48回 救急救命士国家試験 過去問
不整脈による心肺停止について正しいのはどれか。1つ選べ。
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正解: 4
正答
4.多源性心室期外収縮は心室細動を招く。
この問題のポイント
不整脈による心肺停止は心室細動・無脈性心室頻拍などの頻脈性不整脈が大半を占め、多源性・連発・R on Tなどの危険な心室期外収縮が心室細動の引き金になります。
解説
急性心筋梗塞などで起こる心室性不整脈は、心室期外収縮から心室頻拍、心室細動へ進行します。特に多源性(形の異なる)心室期外収縮や連発、T波に重なるR on Tは心室細動を誘発する危険なサインです。不整脈による心停止は呼吸停止に先行して起こり、徐脈性不整脈より頻脈性不整脈が多く、上室性不整脈が原因になることは稀です。心室細動では心臓は震えるだけで有効な心拍出量はありません。
選択肢の確認
1.呼吸停止が心停止に先行する:不整脈による心停止では心停止が先です。
2.徐脈性不整脈が大半を占める:頻脈性不整脈(VF・VT)が大半です。
3.上室性不整脈が原因となることが多い:心室性不整脈が主です。
4.多源性心室期外収縮は心室細動を招く:正しい記述です。正答です。
5.心室細動では少量の心拍出量が残存する:心拍出量はゼロです。
覚えるポイント
「危険なPVC(多源性・連発・R on T)→VF」「不整脈による心停止は突然で、早期除細動が鍵」。