47A049|第47回 救急救命士国家試験 過去問
成人で心肺停止と判断する呼吸様式はどれか。2つ選べ。
2つ選択
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正解: 2・4
正答
2.下顎呼吸、4.死戦期呼吸
この問題のポイント
成人で「正常な呼吸ではない」として心停止と判断するのは、死戦期呼吸(喘ぎ様呼吸)や下顎呼吸のような不規則で有効性のない呼吸です。徐呼吸、鼻翼呼吸、失調性呼吸はまだ有効な呼吸である可能性があります。
解説
心停止の直後にはしゃくり上げるような死戦期呼吸や、下顎だけが動く下顎呼吸がみられることがあります。これらは有効な換気ではなく、「呼吸あり」と誤認すると蘇生が遅れるため、正常な呼吸がないものとして心停止と判断し胸骨圧迫を開始します。徐呼吸や失調性呼吸は呼吸中枢の障害を示す異常呼吸ですが、脈拍があれば補助換気の対象であり、鼻翼呼吸は呼吸困難時の努力呼吸です。
選択肢の確認
1.徐呼吸:有効な呼吸が残っていることが多く、直ちに心停止とは判断しません。
2.下顎呼吸:有効な換気ではなく心停止と判断します。正答です。
3.鼻翼呼吸:努力呼吸であり心停止の所見ではありません。
4.死戦期呼吸:心停止直後の喘ぎ様呼吸で心停止と判断します。正答です。
5.失調性呼吸:中枢性の異常呼吸で、心停止の判断根拠ではありません。
覚えるポイント
「死戦期呼吸・下顎呼吸=正常な呼吸ではない→心停止として胸骨圧迫」。