第47回・2024年

47A054|第47回 救急救命士国家試験 過去問

院外心肺停止傷病者のウツタイン様式に基づく記録について正しいのはどれか。1つ選べ。

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正解4

正答

4.心肺蘇生成功例の1か月後の生活の質を評価する。

この問題のポイント

ウツタイン様式は1か月後の生存と脳機能を評価するので、答えは4です。院外心停止を世界共通の定義で記録し、地域や年ごとに比べられるようにする様式です。

解説

ウツタイン様式は、院外心停止の記録と報告を統一するための国際的な様式です。
発生状況、目撃の有無、バイスタンダーCPR、初期心電図波形、心拍再開などを記録します。
さらに1か月後の生存と、脳機能カテゴリー(CPC:脳の回復度合いの分類)で転帰を評価します。
心原性(心臓が原因)だけでなく、非心原性の心停止も記録の対象です。
「目撃のある心停止」などの定義は統一されており、地域で変わりません。
「心原性」は、外因・呼吸器疾患・脳血管障害など他に明らかな原因がないものを指し、確定診断は必要ありません。
使いみちは予防活動の評価ではなく、救命処置と救急医療システムの質の評価です。

選択肢の確認

1.心原性心停止のみを記録対象とする。:非心原性の心停止も記録します。
2.院外心肺停止の予防活動の質評価に用いる。:救命処置と救急医療システムの評価に用います。
3.「目撃のある心停止」の定義は地域により異なる。:定義は統一されています。
4.心肺蘇生成功例の1か月後の生活の質を評価する。:1か月後の生存と脳機能で評価する正しい記述です。正答です。
5.「心原性」とは、心停止の原因として心疾患が確定診断されたものをいう。:他の原因が除外されたものを心原性とし、確定診断は不要です。

覚えるポイント

「ウツタイン様式=統一定義で院外心停止を記録、1か月後生存と脳機能カテゴリーで評価、心原性=他の原因がないもの」。

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