第47回・2024年

47A048|第47回 救急救命士国家試験 過去問

循環血液量減少性ショックで増加するのはどれか。1つ選べ。

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正解3

正答

3.乳酸産生

この問題のポイント

ショックでは組織に酸素が届かず、酸素を使わない代謝で乳酸が増えるので、答えは3です。尿・熱・酸素消費はどれも減ります。

解説

循環血液量減少性ショックは、出血などで血液の量が減って起こるショックです。
血液が減ると組織への血流と酸素の供給が下がります。
酸素が足りない細胞は、酸素を使わない嫌気的解糖でエネルギーを作ります。
その結果、乳酸がたまって代謝性アシドーシス(血液が酸性に傾くこと)になります。
腎臓への血流も減るので尿は減ります。
末梢の血流が減ると熱産生も減って低体温になりやすく、酸素の供給が減るので酸素消費も二酸化炭素の産生も減ります。

選択肢の確認

1.熱産生:熱産生は血流不足で低下し、低体温になります。
2.尿産生:尿産生は腎血流の低下で減少します。
3.乳酸産生:乳酸産生は嫌気的代謝が増えるため増加します。正答です。
4.酸素消費:酸素消費は酸素の供給不足により低下します。
5.二酸化炭素産生:二酸化炭素産生は代謝の低下により減少します。

覚えるポイント

「ショック=組織の酸素不足→嫌気的代謝→乳酸増加(アシドーシス)」「外傷の死の三徴=低体温・アシドーシス・凝固障害」。

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