48A013|第48回 救急救命士国家試験 過去問
動脈内における血液の凝固が直接的原因となる循環障害はどれか。1つ選べ。
解答・解説を見る
正解: 1
正答
1.血栓
この問題のポイント
動脈内で血液が凝固してできた塊が血栓で、血管を閉塞して虚血や梗塞を起こします。出血、充血、浮腫、うっ血は血液凝固が直接の原因ではありません。
解説
血栓は血管内で血液が固まったもので、動脈硬化で傷ついた血管壁や血流の停滞、凝固能の亢進で形成されます。冠動脈の血栓は心筋梗塞、脳動脈の血栓は脳梗塞の原因です。血栓が剥がれて流れたものが塞栓です。出血は血管外への血液の流出、充血は動脈血の流入増加、うっ血は静脈血の停滞、浮腫は組織液の貯留であり、いずれも凝固そのものによる循環障害ではありません。
選択肢の確認
1.血栓:血液の凝固が直接の原因です。正答です。
2.出血:血管の破綻による流出です。
3.充血:動脈血の流入増加です。
4.浮腫:組織間液の増加です。
5.うっ血:静脈血の停滞です。
覚えるポイント
「血栓=血管内の凝固」「塞栓=流れてきた血栓などによる閉塞」「梗塞=血流途絶による組織壊死」。