第48回・2025年
48A105|第48回 救急救命士国家試験 過去問
循環血液量減少性ショックを来す胸部外傷はどれか。1つ選べ。
解答・解説を見る
正解1
正答
1.血胸
この問題のポイント
循環血液量減少性ショックを起こす胸部外傷は血胸なので、答えは1です。胸腔内に大量の血液がたまり、体の血液が足りなくなるからです。
解説
血胸は、胸腔(肺を包む空間)に血液がたまる外傷です。肋間動脈や肺の損傷から出血し、片側で2〜3Lもたまることがあります。大量に出血すると循環血液量減少性(出血性)ショックになります。呼吸音の減弱と打診の濁音、頸静脈の虚脱が特徴です。緊張性気胸は胸腔内の圧が上がって心臓に血液が戻れなくなる閉塞性ショックです。心筋挫傷は心臓のポンプ機能が落ちる心原性ショックの原因です。横隔膜損傷とフレイルチェストは呼吸障害が主で、ショックの直接の原因としては典型的ではありません。
選択肢の確認
1.血胸:大量出血による循環血液量減少性ショックを起こします。正答です。
2.心筋挫傷:心原性ショックの原因です。
3.横隔膜損傷:呼吸障害が主体です。
4.緊張性気胸:閉塞性ショックの原因です。
5.フレイルチェスト:換気障害が主体です。
覚えるポイント
「血胸=出血性ショック(呼吸音減弱・濁音・頸静脈虚脱)」「緊張性気胸=閉塞性ショック(鼓音・頸静脈怒張)」。
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