48A104第48回 救急救命士国家試験 過去問

眼窩吹き抜け骨折を生じる骨はどれか。1つ選べ。

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正解: 4

正答

4.上顎骨

この問題のポイント

眼窩吹き抜け骨折は、眼球を強く打ったときに眼窩内圧が上がり、眼窩の薄い壁(下壁=上顎骨の眼窩面、内側壁=篩骨)が骨折して眼窩内容が副鼻腔へ脱出する骨折です。

解説

ボールや拳が眼に当たると眼窩内の圧が急上昇し、最も薄い眼窩下壁(上顎骨で上顎洞の天井)や内側壁(篩骨)が眼窩の外側へ吹き抜けるように骨折します。眼窩脂肪や外眼筋が上顎洞へ嵌頓すると、複視、眼球運動障害、眼球陥凹、頬部のしびれ(眼窩下神経障害)を来します。鼻骨、頬骨、前頭骨、下顎骨は眼窩吹き抜け骨折の主な骨折部位ではありません。

選択肢の確認

1.鼻骨:鼻骨骨折は別の顔面骨折です。
2.頬骨:頬骨骨折は眼窩外側壁を含みますが吹き抜け骨折の典型部位ではありません。
3.前頭骨:眼窩上壁で厚く、吹き抜け骨折は稀です。
4.上顎骨:眼窩下壁を構成し吹き抜け骨折の好発部位です。正答です。
5.下顎骨:眼窩を構成しません。

覚えるポイント

「眼窩吹き抜け骨折=眼窩下壁(上顎骨)・内側壁(篩骨)、複視・眼球陥凹・頬のしびれ」。

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