46A103第46回 救急救命士国家試験 過去問

1000~2000mL程度の出血量を想定すべき骨折部位はどれか。1つ選べ

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正解: 3

正答

3.大腿骨

この問題のポイント

骨折部位ごとの推定出血量は、大腿骨骨折で1000〜2000mL、骨盤骨折で1000〜4000mL以上、下腿骨で500〜1000mL、上腕骨で500mL前後、前腕骨で200〜400mLです。

解説

長管骨の骨折では骨髄や周囲の筋肉内に大量の出血が起こります。特に大腿骨骨幹部骨折は片側で1000〜2000mLの出血が予想され、両側なら出血性ショックに至ります。骨盤骨折はさらに多く後腹膜へ数リットル出血することがあります。前腕骨や中足骨の骨折では出血量は少量です。外表に出血がなくてもこれらの骨折があれば大量出血を想定し、ショックの観察を強化します。

選択肢の確認

1.上腕骨:出血量は500mL程度です。
2.前腕骨:出血量は200〜400mL程度です。
3.大腿骨:出血量は1000〜2000mL程度です。正答です。
4.下腿骨:出血量は500〜1000mL程度です。
5.中足骨:出血量はごく少量です。

覚えるポイント

「骨盤>大腿骨(1〜2L)>下腿骨(0.5〜1L)>上腕骨(0.5L)>前腕骨」。見えない出血(骨盤・大腿・胸腔・腹腔・後腹膜)を意識します。

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