第46回・2023年

46A103|第46回 救急救命士国家試験 過去問

1000~2000mL程度の出血量を想定すべき骨折部位はどれか。1つ選べ

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正解3

正答

3.大腿骨

この問題のポイント

大腿骨の骨折では1000〜2000mLの出血を見込むため、答えは3です。太くて大きな骨ほど、周りの筋肉や骨髄からの出血が多くなります。

解説

長管骨(腕や脚の長い骨)が折れると、骨髄や周囲の筋肉の中に大量の血がたまります。大腿骨骨幹部の骨折は片側で1000〜2000mLの出血が予想されます。両側なら出血性ショックに至ります。骨盤骨折はさらに多く、後腹膜へ数リットル出血することがあります。下腿骨は500〜1000mL、上腕骨は500mL前後、前腕骨は200〜400mL、中足骨はごく少量です。外に血が見えなくても、これらの骨折があれば大量出血を想定してショックの観察を強めます。

選択肢の確認

1.上腕骨:出血量は500mL前後です。
2.前腕骨:出血量は200〜400mL程度です。
3.大腿骨:出血量は1000〜2000mL程度です。正答です。
4.下腿骨:出血量は500〜1000mL程度です。
5.中足骨:出血量はごく少量です。

覚えるポイント

「骨盤>大腿骨(1〜2L)>下腿骨(0.5〜1L)>上腕骨(0.5L)>前腕骨」。見えない出血(骨盤・大腿・胸腔・腹腔・後腹膜)を意識します。

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