47A109|第47回 救急救命士国家試験 過去問
小児において骨折の起こりやすい部位はどこか。1つ選べ。
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正解: 2
正答
2.上腕骨遠位
この問題のポイント
小児で最も多い肘周囲の骨折は上腕骨顆上骨折で、転倒時に手をついて上腕骨の遠位部が折れます。神経・血管損傷やコンパートメント症候群の合併に注意が必要です。
解説
小児は骨端線があり骨が柔らかいため、成人とは異なる部位に骨折が起こります。上腕骨遠位の顆上骨折は5〜8歳の転倒で最も多く、肘の変形と腫脹を来し、上腕動脈や正中神経の損傷、前腕のコンパートメント症候群(フォルクマン拘縮)の危険があります。大腿骨近位の骨折は高齢者に多く、上腕骨近位や大腿骨遠位、脛骨近位の骨折は小児では顆上骨折ほど多くありません。
選択肢の確認
1.上腕骨近位:高齢者に多い骨折です。
2.上腕骨遠位:小児に最も多い顆上骨折の部位です。正答です。
3.大腿骨近位:高齢者に多い骨折です。
4.大腿骨遠位:小児で特に多い部位ではありません。
5.脛骨近位:小児で特に多い部位ではありません。
覚えるポイント
「小児の骨折=上腕骨顆上骨折(肘)・若木骨折・骨端線損傷」「合併症=血管神経損傷・コンパートメント症候群」。