49A037第49回 救急救命士国家試験 過去問

小児の救急救命処置について正しいのはどれか。1つ選べ。

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正解: 5

正答

5.胸の厚さの約1/3が沈むまで胸骨を圧迫する。

この問題のポイント

小児の胸骨圧迫の深さは胸の厚さの約1/3で、テンポは100〜120回/分です。小児でもAEDは使用し、乳児の気道異物には腹部突き上げ法を行わず背部叩打法と胸部突き上げ法を用い、アドレナリンは体重換算(0.01mg/kg)で投与します。

解説

小児のBLSでは、圧迫の深さは胸郭前後径の約1/3(小児約5cm、乳児約4cm)です。AEDは小児用パッドまたはモードを用いて使用できます。腹部突き上げ法は1歳以上の小児には行いますが乳児には行いません。救急救命士のアドレナリン投与は成人に対する1mgであり、小児では体重に応じた量が必要です。テンポは120回/分以上ではなく100〜120回/分です。

選択肢の確認

1.AEDは使用しない:小児にも使用します。
2.気道異物では腹部突き上げ法を行う:乳児には行いません。
3.アドレナリンの用量は0.5mgである:体重換算で決めます。
4.胸骨圧迫は少なくとも120回/分で行う:100〜120回/分です。
5.胸の厚さの約1/3が沈むまで胸骨を圧迫する:正しい記述です。正答です。

覚えるポイント

「小児の圧迫=胸の厚さの1/3・100〜120回/分・小児用AED・乳児は腹部突き上げ禁止」。

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