第46回・2023年
46A064|第46回 救急救命士国家試験 過去問
救急救命処置により意識障害を改善しうる随伴症候はどれか。1つ選べ。
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正解2
正答
2.徐呼吸
この問題のポイント
徐呼吸は補助換気で意識障害の改善が期待できるので、答えは2です。救急救命処置で直接直せるのは、換気不足による低酸素と高二酸化炭素だからです。
解説
徐呼吸(呼吸が遅すぎる状態)では換気が足りません。すると低酸素血症と高二酸化炭素血症が進み、意識障害が悪化します。バッグ・バルブ・マスクで補助換気をすれば、換気を補って意識の改善が期待できます。徐脈は薬やペーシングなど原因の治療が必要です。頸静脈怒張は心不全や心タンポナーデ、アンモニア臭は肝性脳症の所見です。クスマウル呼吸は代謝性アシドーシスの代償で、いずれも原因疾患の治療が必要です。
選択肢の確認
1.徐脈:原因の治療(薬物・ペーシングなど)が必要で、救急救命処置では改善しません。
2.徐呼吸:補助換気で換気を補えば、意識障害の改善が期待できます。正答です。
3.頸静脈怒張:心不全や心タンポナーデの所見で、処置では改善しません。
4.アンモニア臭:肝性脳症を示し、医療機関での治療が必要です。
5.クスマウル呼吸:代謝性アシドーシスの代償で、原因治療が必要です。
覚えるポイント
「意識障害+徐呼吸=低換気→補助換気で改善できる」。処置で治せる原因(低酸素・低血糖)を優先して探します。
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