第47回・2024年

47A057|第47回 救急救命士国家試験 過去問

一過性の意識障害で失神が疑われる随伴症候はどれか。1つ選べ。

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正解5

正答

5.眼瞼結膜蒼白

この問題のポイント

眼瞼結膜の蒼白は貧血や出血のサインで失神の原因につながるので、答えは5です。眼振や運動失調などは脳の局所症状で、失神ではなく脳の病気を疑います。

解説

失神とは、脳全体の血流が一時的に減って意識を失うことです。
原因は反射性(血管迷走神経性)、起立性低血圧、心原性に分けられます。
貧血や消化管出血、脱水は循環血液量が減り、起立性低血圧や失神の背景になります。
眼瞼結膜(まぶたの裏)の蒼白は、こうした出血・貧血を示す所見です。
一方、眼振や運動失調は小脳や脳幹、構音障害は脳血管障害、頭痛はくも膜下出血を示します。
このような局所の神経症状があれば、失神ではなく中枢神経の病気を考えます。

選択肢の確認

1.眼振:脳幹・小脳・前庭の障害を示す症状です。
2.頭痛:くも膜下出血などを疑わせる症状です。
3.運動失調:小脳の障害を示す症状です。
4.構音障害:脳血管障害を示す症状です。
5.眼瞼結膜蒼白:貧血や出血による失神を疑わせる所見です。正答です。

覚えるポイント

「失神を疑う手がかり=貧血・出血・脱水・起立時の発症・動悸」「局所神経症状があれば失神ではなく脳卒中・てんかんを考える」。

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