47A058|第47回 救急救命士国家試験 過去問
腹痛を来す疾患で黄疸を伴うのはどれか。1つ選べ。
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正解: 2
正答
2.急性胆管炎
この問題のポイント
急性胆管炎は胆石などで総胆管が閉塞して胆汁がうっ滞し細菌感染を起こす疾患で、腹痛・発熱・黄疸のシャルコーの三徴が特徴です。
解説
総胆管が閉塞すると胆汁の流れが止まってビリルビンが血中に逆流し黄疸が出現し、胆汁に細菌が増殖して高熱と右上腹部痛を来します。重症化すると意識障害とショックを加えたレイノルズの五徴となり、致死的です。急性虫垂炎、大腸憩室炎、卵巣嚢腫茎捻転、上腸間膜動脈閉塞症はいずれも腹痛を来しますが、胆道の閉塞がないため黄疸は伴いません。
選択肢の確認
1.急性虫垂炎:右下腹部痛と発熱が主体で黄疸はありません。
2.急性胆管炎:腹痛・発熱・黄疸のシャルコーの三徴を呈します。正答です。
3.大腸憩室炎:左下腹部痛と発熱が主体です。
4.卵巣嚢腫茎捻転:突然の下腹部痛が主体です。
5.上腸間膜動脈閉塞症:激しい腹痛が主体で黄疸はありません。
覚えるポイント
「腹痛+発熱+黄疸=急性胆管炎(シャルコーの三徴)」「+意識障害・ショック=レイノルズの五徴」。