第46回・2023年
46A015|第46回 救急救命士国家試験 過去問
血管壁の異常により出血を来す疾患はどれか。 1つ選べ。
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正解2
正答
2.壊血病
この問題のポイント
血管の壁がもろくなって出血するのは壊血病なので答えは2です。壊血病はビタミンCが足りず、血管壁を作るコラーゲンができないために起こります。ほかの選択肢は血小板や凝固因子の異常です。
解説
出血しやすくなる原因(出血性素因)は、血管壁の異常、血小板の異常、凝固因子の異常、線溶(血のかたまりを溶かす働き)の亢進に分けられます。
ビタミンCはコラーゲンを作るのに必要です。
不足すると血管壁の結合組織が弱くなり、歯ぐきや皮下から出血します(壊血病)。
血友病は凝固因子(第Ⅷ・第Ⅸ因子)が足りない病気です。
白血病と再生不良性貧血は、骨髄で血小板が作れなくなって出血します。
肝機能障害は凝固因子を作る力が落ちて出血します。いずれも血管壁の異常ではありません。
選択肢の確認
1.血友病:凝固因子の異常による出血です。
2.壊血病:ビタミンC欠乏による血管壁の異常で出血します。正答です。
3.白血病:血小板の減少による出血です。
4.肝機能障害:凝固因子を作る力の低下による出血です。
5.再生不良性貧血:血小板の減少による出血です。
覚えるポイント
出血性素因は「血管壁(壊血病・アレルギー性紫斑病)」「血小板(白血病・ITP)」「凝固因子(血友病・肝障害・ビタミンK欠乏)」「線溶亢進(DIC)」の4区分で整理します。
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