47A067|第47回 救急救命士国家試験 過去問
片側下肢に突然の痛み、冷感および麻痺を来す疾患にみられる所見はどれか。1つ選べ。
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正解: 5
正答
5.膝窩動脈拍動の触知不良
この問題のポイント
片側下肢の突然の痛み、冷感、麻痺は急性動脈閉塞(急性下肢虚血)の症状です。閉塞部より末梢の動脈(膝窩動脈・足背動脈)の拍動が触れなくなります。
解説
急性動脈閉塞は心房細動による塞栓や動脈硬化による血栓で下肢の動脈が突然閉塞する疾患で、5つのP(疼痛・蒼白・脈拍消失・知覚異常・麻痺)が特徴です。患肢は冷たく蒼白で、閉塞部より末梢の動脈拍動が触知できません。下腿の発赤や静脈のうっ滞は静脈疾患(深部静脈血栓症・蜂窩織炎)の所見で、下肢の発疹や腱反射の亢進は動脈閉塞とは関係ありません。
選択肢の確認
1.下腿の発赤:蜂窩織炎や静脈炎の所見です。
2.下肢の発疹:動脈閉塞とは関係ありません。
3.下肢静脈のうっ滞:静脈疾患の所見です。
4.膝蓋腱反射の亢進:中枢神経障害の所見です。
5.膝窩動脈拍動の触知不良:動脈閉塞部より末梢で拍動が消失します。正答です。
覚えるポイント
「急性動脈閉塞の5P=Pain(痛み)・Pallor(蒼白)・Pulselessness(脈拍消失)・Paresthesia(知覚異常)・Paralysis(麻痺)」。