47A068第47回 救急救命士国家試験 過去問

痙攣重積により生じる状態はどれか。1つ選べ。

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正解: 3

正答

3.高二酸化炭素血症

この問題のポイント

痙攣重積では呼吸筋の痙攣により換気が障害され、低酸素血症と高二酸化炭素血症が生じます。同時に筋肉の激しい収縮で乳酸が蓄積し、代謝性アシドーシスと高体温、高カリウム血症を来します。

解説

全身性の痙攣が続くと、呼吸運動が妨げられて換気不全となりCO2が蓄積します(呼吸性アシドーシス)。加えて筋の嫌気的代謝で乳酸が増え、代謝性アシドーシスも重なります。筋の収縮で熱が産生されるため低体温ではなく高体温になり、細胞内からカリウムが流出して高カリウム血症になります。アルカローシスにはなりません。

選択肢の確認

1.低体温:筋収縮で高体温になります。
2.低カリウム血症:高カリウム血症になります。
3.高二酸化炭素血症:換気障害によりCO2が蓄積します。正答です。
4.呼吸性アルカローシス:換気不全で呼吸性アシドーシスになります。
5.代謝性アルカローシス:乳酸蓄積で代謝性アシドーシスになります。

覚えるポイント

「痙攣重積=低酸素・高CO2・乳酸アシドーシス・高体温・高カリウム」。気道確保と酸素投与、早期搬送が必要です。

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