47A069第47回 救急救命士国家試験 過去問

食中毒の原因として、食後最も早期に腹痛が出現するのはどれか。1つ選べ。

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正解: 4

正答

4.黄色ブドウ球菌

この問題のポイント

黄色ブドウ球菌による食中毒は、食品中で産生された毒素(エンテロトキシン)を摂取するため潜伏期が短く、食後1〜6時間(平均3時間)で嘔吐・腹痛を発症します。

解説

毒素型の食中毒(黄色ブドウ球菌・セレウス菌嘔吐型)はすでに食品中にある毒素が作用するため発症が早く、数時間で激しい嘔吐が起こります。感染型の食中毒は菌が腸管で増殖してから発症するため潜伏期が長く、腸炎ビブリオは12〜24時間、サルモネラは6〜72時間、病原性大腸菌(腸管出血性大腸菌)は3〜8日、カンピロバクターは2〜7日です。

選択肢の確認

1.ビブリオ:潜伏期は12〜24時間程度です。
2.サルモネラ:潜伏期は6〜72時間です。
3.病原性大腸菌:潜伏期は数日です。
4.黄色ブドウ球菌:毒素型で数時間と最も早く発症します。正答です。
5.カンピロバクター:潜伏期は2〜7日です。

覚えるポイント

「毒素型(ブドウ球菌)=数時間で嘔吐」「感染型(腸炎ビブリオ・サルモネラ)=半日〜数日」「カンピロバクター・O157=数日」。

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