第46回・2023年
46A084|第46回 救急救命士国家試験 過去問
出血性ショックを来す病態はどれか。1つ選べ。
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正解3
正答
3.異所性妊娠
この問題のポイント
出血性ショックを起こすのは異所性妊娠なので、答えは3です。卵管などに着床した妊娠が破裂し、腹腔内に大量出血するからです。
解説
異所性妊娠(子宮外妊娠)の多くは卵管妊娠です。妊娠6〜8週ごろに卵管が破裂すると、腹腔内へ大量出血します。下腹部痛と出血性ショックを起こします。妊娠に気づいていない女性も多く、妊娠可能年齢の女性の下腹部痛・ショックでは必ず疑います。子癇は妊娠高血圧症候群に伴う痙攣、HELLP症候群は溶血・肝酵素上昇・血小板減少を起こす合併症です。切迫早産は早産の徴候で、いずれも出血性ショックの直接の原因ではありません。
選択肢の確認
1.子癇:妊娠高血圧症候群に伴う痙攣発作です。
2.切迫早産:早産の切迫状態で、出血性ショックの原因ではありません。
3.異所性妊娠:破裂により腹腔内出血から出血性ショックを起こします。正答です。
4.HELLP症候群:溶血・肝機能障害・血小板減少が主体です。
5.妊娠高血圧症候群:高血圧が主体で、ショックの原因ではありません。
覚えるポイント
「妊娠可能年齢の女性の下腹部痛+ショック=異所性妊娠破裂を疑う」。最終月経の聴取が重要です。
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